世界的に知られる作品や文化財が収蔵されているミュージアムは、ヨーロッパに訪れた際に行きたい場所の一つ。ベルリンにも、訪れるべきミュージアムは有名どころに限らず数多くありますが、ここではその中からおすすめをピックアップして紹介。
朝一番で行きかったミュージアムを巡った後は、ローカルグルメで腹ごしらえしつつショッピングへ。地元ブランドもチェックできる、セレクトショップに足を伸ばしてみましょう。
■Saturday
9:30am:ミュージアム巡り
世界遺産に登録されている「博物館島」にはじまり、旧駅舎を利用した「ハンブルグ駅美術館(Hamburger Bahnhof)」や、その歴史をデザインに昇華した建築で有名な「ベルリン・ユダヤ博物館(Judisches Museum Berlin)」など、訪れるべきミュージアムを挙げたらキリがありません。ここでは、有名どころに限らず、ベルリンに来たら行きたい個人的なおすすめをいくつか紹介します。
「写真美術館(Museum fur Fotografie)」は、ファッションフォトグラファーとして活躍したドイツ人の写真家、ヘルムート・ニュートン(Helmut Newton)の作品を展示する常設展と、さまざまな企画展が行われる美術館です。19世紀にプロイセン王国の将校達のためのカジノとして建設された、ネオクラシックの建築も一見の価値あり。
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写真美術館に訪れた際には、その近くにある「シー/オー ベルリン(C/O Berlin)」にも立ち寄ってみてください。写真やヴィジュアルメディアを取り扱うエキシビションセンターです。現代写真家の個展や、国内外の若手アーティスト達によるグループ展などが随時開催されています。
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「同性愛博物館(Schwule Museum)」は、LGBTIQカルチャーにまつわる様々なメディアを通したアート作品を展示するエキシビションを開催しています。展示されている作品はポップなスタイルなものも多く、LGBTIQに馴染みがないという人も、感覚的に楽しみながら理解を深めることができる博物館だと思います。
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ベルリンの中心地・ミッテ地区にあるアウグスト通り(Auguststrase)にはギャラリーが集中しているので、現代アート好きはこちらにも足を伸ばしてみてください。
13pm:フムス屋でランチ
カリーブルストやバーガーショップも悪くないですが、まだ日本では珍しい中東のファストフード的な存在の料理、フムスを試してみてはいかがでしょうか。茹でひよこ豆にごまペースト、にんにく、レモン汁などを合わせてペースト状にしたフムスは、ヘルシーな上に腹持ちも良く、ベルリンでは広く親しまれています。
旧西ベルリンに位置する移民が住む街、ノイケルン地区には本格的なフムスを手軽に味わえる食堂が集まります。激安、激ウマな店も多いですが、基本的にメニューや注文はドイツ語です。おしゃれな飲食店やショップが点在する住宅街、プレンツラウアーベルグ地区に、カフェのようなモダンなフムスレストラン「カナーン(Kanaan)」が昨年オープンし、ローカル達から人気を博しています。こちらは英語メニューも用意されているので、誰でも利用しやすいはず。
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こちらはノイケルン地区にある中東料理レストラン、「アッザーム(AZZAM)」のフムス。パン、付け合わせの野菜、頼むともらえるソースはすべてサービス!500円ほどでお腹いっぱい食べられます
15pm:セレクトショップ巡り
服に留まらず、ライフスタイルのアイテムを充実させ展開している店が多い、ベルリンのセレクトショップ。その代表とも言える、市内で最大級の店舗面積を誇る「ザ ストア(The Store)」は、ハイブランドや若手デザイナーズブランドのアイテムを揃える他、ライフスタイル、子ども服、書籍や雑誌、レコードまでをトータルに扱うコンセプトショップです。店内に併設されるカフェでは、ミーティングを行うグループやラップトップで作業している人の姿も多くカジュアルな雰囲気です。
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ワンフロアにファッション、ライフスタイル、カルチャーを扱うショップとカフェスペースを併設
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ファッションを中心に、世界各国の雑誌も取り揃えています
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エントランス脇にある、ターンテーブルを置くレコードセクション
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店内のカフェではフードも提供。カフェのみの利用ももちろん可能です
イギリス人オーナ達が手掛ける「ハレッシェス ハウス(Hallesches Haus)」は、リビングやキッチン用品などを取り扱うジェネラルストア。以前はナイトクラブだったという店内に、デザイン性を兼ね備えたグッズを世界中から取り揃えています。こちらも店内にカフェを併設。
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無骨な佇まいのエントランス
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店内は天井が高く開放的な雰囲気
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実用的でデザイン性にも優れたグッズが並ぶ、物欲をそそる空間です
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電球やコードなど、パーツも販売しています
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店内のカフェは誰でも利用することが可能。こちらにもラップトップを広げて作業する人の姿が。ベルリンのフリーランス人口の多さを物語っています
ハレッシェス ハウスと同じクロイツベルク地区にあるショップ「ヴォー ストア(Voo Store)」も、訪れるべき一軒。国内外の旬なデザイナーズアイテムを取り揃える他、雑誌やユニークな小物も展開。充実したスニーカーセクションも必見です。
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ビルの中庭にエントランスがある「ヴォー ストア」
街の中心、ミッテ地区のトール通り(Torstrase)には、先に紹介したザ ストアをはじめ、ファッションのショップが多く建ち並びます。ベルリンのメンズファッションブランド「アーデー ダーツ(A.D.Deertz)」もこの通りに路面店を構えているので、地元のデザイナーズアイテムを探している人は是非覗いてみてください。クオリティの高いアイテムが、リーズナブルに展開されているのでおすすめです。
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ショップのカラフルな外観
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ショップが多く建ち並ぶミッテ地区にあるトール通り
19pm:下町の人気ダイニングでディナー
ソーセージとビールでドイツ料理三昧するのもいいですが、地元の人達が通う人気店でする食事も、旅先でしか味わえないものですよね。現在、ベルリンで最も勢いのあるトレンドエリア、旧西ベルリンの下町、ノイケルン地区にある「インダストリー スタンダード(INDUSTRY STANDARD)」は、いつ訪れても地元客で賑わいを見せるダイニング。オープンキッチンのモダンでカジュアルな店内で、フレンチと地中海料理をベースに、ドイツをはじめとするヨーロッパ料理をフュージョンした料理を出しています。
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こちらもフランスでよく食べられている牛の脊髄。程よい酸味を与える大粒のマスタードシードと一緒に、スプーンですくって食べます
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ノイケルン地区の大通り、ゾンネン通り(Sonnenallee)にある人気店。訪れる際には予約がベター
明日(11月20日)は、ベルリンで過ごす日曜日のプランをお届けします!
ベルリンの夜は眠らない!ベルリンで過ごす日曜日【A weekend in Berin】 へ
ヒップとモダンが溢れる街!ベルリンで過ごす金曜日【A weekend in Berlin】 へ
朝一番で行きかったミュージアムを巡った後は、ローカルグルメで腹ごしらえしつつショッピングへ。地元ブランドもチェックできる、セレクトショップに足を伸ばしてみましょう。
■Saturday
9:30am:ミュージアム巡り
世界遺産に登録されている「博物館島」にはじまり、旧駅舎を利用した「ハンブルグ駅美術館(Hamburger Bahnhof)」や、その歴史をデザインに昇華した建築で有名な「ベルリン・ユダヤ博物館(Judisches Museum Berlin)」など、訪れるべきミュージアムを挙げたらキリがありません。ここでは、有名どころに限らず、ベルリンに来たら行きたい個人的なおすすめをいくつか紹介します。
「写真美術館(Museum fur Fotografie)」は、ファッションフォトグラファーとして活躍したドイツ人の写真家、ヘルムート・ニュートン(Helmut Newton)の作品を展示する常設展と、さまざまな企画展が行われる美術館です。19世紀にプロイセン王国の将校達のためのカジノとして建設された、ネオクラシックの建築も一見の価値あり。
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写真美術館に訪れた際には、その近くにある「シー/オー ベルリン(C/O Berlin)」にも立ち寄ってみてください。写真やヴィジュアルメディアを取り扱うエキシビションセンターです。現代写真家の個展や、国内外の若手アーティスト達によるグループ展などが随時開催されています。
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「同性愛博物館(Schwule Museum)」は、LGBTIQカルチャーにまつわる様々なメディアを通したアート作品を展示するエキシビションを開催しています。展示されている作品はポップなスタイルなものも多く、LGBTIQに馴染みがないという人も、感覚的に楽しみながら理解を深めることができる博物館だと思います。
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ベルリンの中心地・ミッテ地区にあるアウグスト通り(Auguststrase)にはギャラリーが集中しているので、現代アート好きはこちらにも足を伸ばしてみてください。
13pm:フムス屋でランチ
カリーブルストやバーガーショップも悪くないですが、まだ日本では珍しい中東のファストフード的な存在の料理、フムスを試してみてはいかがでしょうか。茹でひよこ豆にごまペースト、にんにく、レモン汁などを合わせてペースト状にしたフムスは、ヘルシーな上に腹持ちも良く、ベルリンでは広く親しまれています。
旧西ベルリンに位置する移民が住む街、ノイケルン地区には本格的なフムスを手軽に味わえる食堂が集まります。激安、激ウマな店も多いですが、基本的にメニューや注文はドイツ語です。おしゃれな飲食店やショップが点在する住宅街、プレンツラウアーベルグ地区に、カフェのようなモダンなフムスレストラン「カナーン(Kanaan)」が昨年オープンし、ローカル達から人気を博しています。こちらは英語メニューも用意されているので、誰でも利用しやすいはず。
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こちらはノイケルン地区にある中東料理レストラン、「アッザーム(AZZAM)」のフムス。パン、付け合わせの野菜、頼むともらえるソースはすべてサービス!500円ほどでお腹いっぱい食べられます
15pm:セレクトショップ巡り
服に留まらず、ライフスタイルのアイテムを充実させ展開している店が多い、ベルリンのセレクトショップ。その代表とも言える、市内で最大級の店舗面積を誇る「ザ ストア(The Store)」は、ハイブランドや若手デザイナーズブランドのアイテムを揃える他、ライフスタイル、子ども服、書籍や雑誌、レコードまでをトータルに扱うコンセプトショップです。店内に併設されるカフェでは、ミーティングを行うグループやラップトップで作業している人の姿も多くカジュアルな雰囲気です。
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ワンフロアにファッション、ライフスタイル、カルチャーを扱うショップとカフェスペースを併設
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ファッションを中心に、世界各国の雑誌も取り揃えています
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エントランス脇にある、ターンテーブルを置くレコードセクション
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店内のカフェではフードも提供。カフェのみの利用ももちろん可能です
イギリス人オーナ達が手掛ける「ハレッシェス ハウス(Hallesches Haus)」は、リビングやキッチン用品などを取り扱うジェネラルストア。以前はナイトクラブだったという店内に、デザイン性を兼ね備えたグッズを世界中から取り揃えています。こちらも店内にカフェを併設。
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無骨な佇まいのエントランス
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店内は天井が高く開放的な雰囲気
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実用的でデザイン性にも優れたグッズが並ぶ、物欲をそそる空間です
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電球やコードなど、パーツも販売しています
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店内のカフェは誰でも利用することが可能。こちらにもラップトップを広げて作業する人の姿が。ベルリンのフリーランス人口の多さを物語っています
ハレッシェス ハウスと同じクロイツベルク地区にあるショップ「ヴォー ストア(Voo Store)」も、訪れるべき一軒。国内外の旬なデザイナーズアイテムを取り揃える他、雑誌やユニークな小物も展開。充実したスニーカーセクションも必見です。
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ビルの中庭にエントランスがある「ヴォー ストア」
街の中心、ミッテ地区のトール通り(Torstrase)には、先に紹介したザ ストアをはじめ、ファッションのショップが多く建ち並びます。ベルリンのメンズファッションブランド「アーデー ダーツ(A.D.Deertz)」もこの通りに路面店を構えているので、地元のデザイナーズアイテムを探している人は是非覗いてみてください。クオリティの高いアイテムが、リーズナブルに展開されているのでおすすめです。
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ショップのカラフルな外観
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ショップが多く建ち並ぶミッテ地区にあるトール通り
19pm:下町の人気ダイニングでディナー
ソーセージとビールでドイツ料理三昧するのもいいですが、地元の人達が通う人気店でする食事も、旅先でしか味わえないものですよね。現在、ベルリンで最も勢いのあるトレンドエリア、旧西ベルリンの下町、ノイケルン地区にある「インダストリー スタンダード(INDUSTRY STANDARD)」は、いつ訪れても地元客で賑わいを見せるダイニング。オープンキッチンのモダンでカジュアルな店内で、フレンチと地中海料理をベースに、ドイツをはじめとするヨーロッパ料理をフュージョンした料理を出しています。
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こちらもフランスでよく食べられている牛の脊髄。程よい酸味を与える大粒のマスタードシードと一緒に、スプーンですくって食べます
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ノイケルン地区の大通り、ゾンネン通り(Sonnenallee)にある人気店。訪れる際には予約がベター
明日(11月20日)は、ベルリンで過ごす日曜日のプランをお届けします!
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