「グッチ(GUCCI)」は12月1日、東北に伝わる伝統工芸「玉虫塗」とのコラボレーションによるインターロッキングウォッチを発売する。
これは、東日本大震災からの復興支援を目的としたプロジェクトの第2弾となるもの。デザイナーの木村浩一郎がデザインした3Dピラミッドデザインのダイアルに、宮城県指定の伝統工芸である玉虫塗を施した日本限定のウォッチが誕生した。玉虫塗は漆器の塗装法で、独特の漆塗りの輝きが玉虫の虹色の羽に似ていることから、その名が付けられている。
ベゼルにはグッチの創始者グッチオ・グッチのイニシャルである、二つのGを組み合わせた“インターロッキングG”のモチーフを採用。サファイアクリスタルのケースにもグッチロゴが刻印され、ケースバックには「LIMITED EDITION」と刻まれている。ブラッシュ仕上げのブラック(ケース径37mm)と、ステンレススチールのホワイト(ケース径29mm)の2モデルを発売する。
価格はブラックが18万5,000円、ホワイトが16万5,000円。ブラックモデルは75本限定、ホワイトモデルは100本限定。仙台藤崎グッチショップと東北のグッチウォッチ取扱店では先行販売が始まっている。尚、売上の20%が東日本大震災からの復興支援のために寄付される。
更にこの秋、グッチ ウォッチのクオリティとクラフトマンシップを体現した「ウォッチ アルチザン コーナー」を仙台(終了)、名古屋(11月21日から24日まで)、京都(11月28日から30日まで)で開催する。