ロンドンコレクション:メンSS15の会場としても賑わうホスピタルクラブにて6月14日、「バブアー(Barbour)」と「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」のコラボレーションを記念するレセプションイベントが開催された。
1890年代にオイルドクロス製の耐久性の高い防水ジャケットから始まり、今や英国王室御用達ブランドとして世界中で愛用されるアウトドア・ライフスタイルブランドのバブアーが、15SSの「グローバル コラボレーション」の相手として選んだのが、ホワイトマウンテニアリング。
両者のコラボアイテムは14-15AWコレクションで既に登場していたが、日本国内のみでの展開であった。今回の15SSは世界へ向けて展開される初のコレクションとなる。アイテムラインアップは、ラグランスリーブブルゾン、コットンジャケット、ショートパンツとジャケットのセットアップ、バックパックなど。北海の厳しい環境に耐えうる耐久性と力強さ、機能性を追求しディテールにこだわった都会的なテイストを、アウトドアという観点で織り交ぜた。
特徴的な波のプリントは、バブアーがブランド設立当初に水夫や漁師などの作業着として広まった背景を元に、厳しい自然環境として知られる北海の波からインスパイアされたもので、日本の葛飾北斎の浮世絵の波ともリンクしている。カラーはブルーベースとカーキベースの2色で展開する。
バブアーのメンズウエアを統括するイアン・バージン(Ian Bergin)氏は、「長い伝統を持つバブアーと、デザインやディテールにこだわったモダンなデザインで知られるホワイトマウンテニアリングにとって、このコラボは画期的な機会。アイテム一つひとつが我々にとって新しい発見でもあり、これからも今までに見た事の無いものを創り出していきたい」と語る。 このコラボは、今後も数シーズン続く予定。