2日に大手百貨店5社が発表した8月の売上高速報は、全社とも前年同月の実績を上回った。5社がそろってプラスになったのは6月以来2ヶ月ぶり。猛暑が続いたことから夏物衣料の販売が好調に推移。暑さが続いたため、8月後半に入っても勢いが落ちなかった。宝飾品や高級ブランド品など高額商品の販売も好調さを維持している。
三越伊勢丹ホールディングスの売上高は、対前年比8.9%のプラス。伊勢丹新宿本店と三越銀座店が前年比17%増を越える高い伸びを示し、三越日本橋本店も3%増と基幹3店が牽引した。日傘や帽子、紳士肌着などの盛夏アイテムだけでなく、ニットやジャケット、コート類など秋物ファッションの動きも良かった。
エイチ・ツー・オーリテイリングの売上高は、対前年比19.1%と大きく伸長。89.9%増の阪急うめだ本店、15.3%増の阪急メンズ大阪を擁する阪急うめだ本店単独では、76.5%増という好調ぶりだった。
J・フロントリテイリングの売上高は、大丸松坂屋百貨店合計が対前年比6.3%増、百貨店事業合計では5.5%の増を記録。ラグジュアリーブランドや宝飾品、家具・敷物が大きく売上を伸ばしたほか、中旬以降はワンピースや紳士スーツなど秋物の定価商品もよく動いた。
高島屋の売上高は、単体で対前年比0.3%増、単体及び国内百貨店子会社18店舗合計も同じく0.3%の増だった。高額品の特選衣料雑貨・宝飾品・美術は好調だったが、婦人服・婦人雑貨は前年実績に届かず、食料品もほぼ前年並みだった。
そごう・西武の売上高も、34店舗合計で対前年比2.8%増にとどまった。西武池袋本店単独では6.0%の増。ジャストシーズン対応のプロパー商材が活性化し、前半は盛夏商材、後半は秋色夏素材などの晩夏商材が好調だった。
三越伊勢丹ホールディングスの売上高は、対前年比8.9%のプラス。伊勢丹新宿本店と三越銀座店が前年比17%増を越える高い伸びを示し、三越日本橋本店も3%増と基幹3店が牽引した。日傘や帽子、紳士肌着などの盛夏アイテムだけでなく、ニットやジャケット、コート類など秋物ファッションの動きも良かった。
エイチ・ツー・オーリテイリングの売上高は、対前年比19.1%と大きく伸長。89.9%増の阪急うめだ本店、15.3%増の阪急メンズ大阪を擁する阪急うめだ本店単独では、76.5%増という好調ぶりだった。
J・フロントリテイリングの売上高は、大丸松坂屋百貨店合計が対前年比6.3%増、百貨店事業合計では5.5%の増を記録。ラグジュアリーブランドや宝飾品、家具・敷物が大きく売上を伸ばしたほか、中旬以降はワンピースや紳士スーツなど秋物の定価商品もよく動いた。
高島屋の売上高は、単体で対前年比0.3%増、単体及び国内百貨店子会社18店舗合計も同じく0.3%の増だった。高額品の特選衣料雑貨・宝飾品・美術は好調だったが、婦人服・婦人雑貨は前年実績に届かず、食料品もほぼ前年並みだった。
そごう・西武の売上高も、34店舗合計で対前年比2.8%増にとどまった。西武池袋本店単独では6.0%の増。ジャストシーズン対応のプロパー商材が活性化し、前半は盛夏商材、後半は秋色夏素材などの晩夏商材が好調だった。