「美少女の美術史」展が、青森県立美術館にて7月12日より開催される。
本展は、2010年に催された「ロボットと美術―機械×身体のビジュアルイメージ」展の続編。日本のマンガ・アニメにおける突出したモチーフである「美少女」をテーマに、美術のみならず文学、漫画、アニメ、フィギュアなどの領域を横断し、江戸時代から現代まで振り返る。
1902年創刊の雑誌『少女界』を始めとする少女雑誌を紐解く「ガールの誕生」、戦う少女を特集した「駆け出す少女」、アニメや漫画で人気の「魔女っ子」を紹介する「魔法少女と変身願望」など16のセクションを設け、手塚治虫、赤塚不二夫、水森亜土、東郷青児、金子國義から丸尾末広まで約110名の作家による300点を超える作品を展示。太宰治の小説を原作とするオリジナルアニメーション『女生徒』も上映する。
7月1日から31日までは、現代芸術家のオビ(ob)によるライブペインティングイベントを実施。12日16時より村上隆の「シックス・ハート・プリンセス(6HP)」に関連したコスプレーヤーによるパフォーマンスステージが上演されるなど、関連イベントも開催される。
【イベント情報】
「美少女の美術史」展
会場:青森県立美術館
住所:青森県青森市安田字近野185
会期:7月12日から9月7日
時間:9:00から18:00(入場は17:30まで)
料金:一般1,500円 高大生1,000円 小中生無料
休館日:7月14日、28日、8月11日、25日