金沢21世紀美術館にて、津村耕佑「ファイナルホーム(FINAL HOME)」展開催。衣服の意味を問い直す

2013.01.07

衣服の意味を問い直し、一貫したコンセプトでファッションを提案し続けるクリエーターを紹介する「フィロソフィカル・ファッション」シリーズが、1月12日から金沢21世紀美術館にて開催される。

第1弾はファッションデザイナー津村耕佑による「ファイナルホーム(FINAL HOME)」展。ファイナルホームは「家をなくしてしまったとき、人を最後にプロテクトするのは服になる」のコンセプトをもとに生まれたナイロンコート。普段はミニマルなファッションとして通用するが、非常時には防寒・避難着になる。展ではファイナルホームの活動を通して、「衣服」そして「ファッション」の役割を考察する。津村耕佑によるアーティストトーク、希望のを咲かせる「フラワーパズル ワークショップ」も開催予定。

1959年埼玉生まれの津村耕佑は、第52回装苑賞を受賞し三宅デザイン事務所に入社。1994年「ファイナルホーム(FINAL HOME)」を設立しパリコレクション東京コレクションに初参加。活動は国内にとどまらず、ニューヨークロンドン、イスラエルなど世界各国の展覧会でもファッションと社会・環境との関係性を問い続けている。

イベント情報】
フィロソフィカル・ファッション1: FINAL HOME
場所:金沢21世紀美術館デザインギャラリー
住所:金沢市広坂1-2-1
会期:2013年1月12日から6月30日
時間:10:00から18:00(金・土曜日は20:00まで)
料金:無料
休館日:月曜日(ただし1月14日、2月11日、4月29日、5月6日は開場)、1月15日、2月12日、5月7日
津村耕佑アーティスト・トーク:館内レクチャーホールにて3月10日13:30から14:30(先着60名)
フラワーパズル ワークショップ:館内会議室1ほかにて3月10日11:00から12:00、13:00から16:00(フラワーパズルをつなぎ合わせるのは15:00より)
くまがいなお
  • 金沢21世紀美術館にて、津村耕佑「ファイナルホーム(FINAL HOME)」展開催。衣服の意味を問い直す
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