女優で歌手の前田敦子は1991年7月10日生まれ。千葉県出身。アイドルグループAKB48の元メンバーである。
2005年10月にAKB48オープニングメンバーオーディションに合格。チームAのメンバーとして同年12月に劇場デビュー。グループ発足時から中心メンバーとして活躍しており、24thシングル「上からマリコ」以外の全シングル表題曲の選抜メンバーに選出され、ほとんどのPVや音楽番組でセンターの位置に着いていた。
デビュー前から演技に興味を持っており、07年に映画『あしたの私のつくり方』で女優デビュー。その後テレビドラマにも出演。11年の映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの“マネジメント”を読んだら』では初主演を務めた。この作品で、日本アカデミー賞話題賞と日本映画批評家大賞で新人賞を受賞した。
12年3月のコンサートでAKB48を卒業することを発表し、同年8月に開催された「前田敦子卒業公演」をもって卒業。「絶対的エース」と言われていた彼女の卒業は話題となり、今後の活動に注目が集まった。
最近は映画やドラマ、CMなどに頻繁に出演。12年に出演した西村賢太原作の映画『苦役列車』は、キャスト・スタッフ陣が日本アカデミー賞など様々な賞を獲得している。更に、5月に公開されたホラー映画『クロユリ団地』は、動員ランキングが2週連続1位を獲得する大ヒットとなった。