ブログ『友くんのパリ蚤の市散歩』や書籍『パリのヴィンテージファッション散歩』などの著者でファッションジャーナリストの清水友顕による蚤の市イベントが、5月に、東京・代官山と大阪・難波で開催される。
パリ在住の清水は、『装苑』や『ファッション通信』等各種ファッション雑誌への寄稿文や自身のブログで、自らパリの蚤の市で買い付けてきた様々なビンテージアイテムを紹介しており、それらを年に数回、東京・大阪・九州での「蚤の市展」で販売。毎回楽しみにしているファンも増えており、難波でのイベントは今回で3回目、代官山は9回目となる。
難波は「オソブランコ(osoblanco)」(大阪府大阪市浪速区幸町1-2-36 2階)で、5月23日から27日まで。代官山は「プピ・エ・ミミ(pupi et mimi)」(東京都渋谷区猿楽町13-5代官山ステラハウス1-A)で5月30日から6月4日まで。
玩具やぬいぐるみ、アクセサリー類の他、陶磁器などの食器類やホウロウ製キッチン用品、アンティーク缶やカルトナージュボックス、レースやブレードなどの手芸グッズ、ペーパー類などが販売される。
「日本はシャビー(朽ち果てそう)な物が長く流行してるようだが、そういった古物のトレンドについては然程気にしておらず、私が好きだと思うもの、フランスらしいフェミニンでシックなものが中心。ユーモラスなものも好きで、ぬいぐるみや玩具については笑を誘うアイテムも多く織り交ぜている。その他に、人形や食器、雑貨についても、日本では滅多にお目にかかれない個性の強いものが豊富。すべてフランスから直接運び込むため、価格も抑え目なところがポイント。流行やブランドにこだわらず、古物を通して自分なりの価値観を見出して頂けたら」と清水氏。
両会場では、今年2月に刊行された『パリのヴィンテージファッション散歩』の出版記念を兼ねたレセプションパーティーも初日18時より予定している。