米オレゴン州ポートランドのアーティスト、エージェー・フォシック(AJ Fosik)と東京で活躍するアーティスト12名のコラボレーション展が、東京・表参道のhpgrpギャラリー トウキョウ(GALLERY TOKYO)にて4月18日より開催される。
本展は、フォシックから送られた未塗装かつ分解可能な作品を、東京で暮らすアーティスト12名がそれぞれ自由にカスタマイズし、彫刻作品として完成させるプロジェクト。参加アーティストは荻野竜一(Ryuichi Ogino)、イマワン(Imaone)、ヒロ クラタ(Hiro Kurata)、ヨシ(Yoshi)47、薄黒(Usugrow)、ショウヘイ(Shohei)、澁谷忠臣(Tadaomi Shibuya)、マッドサキ(Madsaki)、苦虫ツヨシ(Nigamushi)、カズ(Kaz)、マーク(Mhak)、高木耕一郎(Koichiro Takagi)。フォシックもコラボ展に合わせて来日し、初日19時より参加自由のレセプションパーティーが開催される。
エージェー・フォシックは、ミシガン州デトロイトの工業地帯で育ち、1990年代後半にパーソンズ・スクール・オブ・カレッジに通うために移住したニューヨークで「ロットガットコレクティブ(Rot Gut Collective)」を結成。ストリートアートシーンで注目を集めるが、看板作品作りで学んだ木工に目を向け、ノコギリと拾った木材で数千の小さな部品を切断し、精巧で邪悪な表情をした獣を制作。2005年からはアメリカ大陸を横断し、アメリカ各地のみならずベルリン、サンパウロ、ロンドン、ミラノでの個展も成功。サムスンUSAやワーナーブラザーズなどの企業ともコラボを行っている。
【イベント情報】
「AJ Fosik Beast from a Foreign Land 東京の12人のアーティストとAJ Fosikのコラボレーション」展
会場:hpgrp GALLERY TOKYO
住所:東京都渋谷区神宮前5-1-15 CHビルB1階
会期:4月18日から5月11日
時間:11:00から19:30
休館日:月曜日