梅田オーパ(OPA)はオープンした4月19日から21日まで3日間の期間限定イベントとして夜10時まで営業する「ナイトマーケット」を開催した。その一環であるファッション屋台村に6ブランドが出店したが、中でも注目されたのが「密買大阪by密買東京」だ。
ハイライドが運営する通販サイト「密買東京」が関西に初進出し、“大阪”と屋号を替えリアル店舗として出店した。雑貨・洋服・本・文具・住宅など、バイヤーが「面白い」と感じた商品なら何でも販売してしまうのが同サイトの魅力。今回の大阪店で扱われたのは雑貨類・文具類の他、「アンリアレイジ」の洋服や「カガリユウスケ」の靴、名刺入れなど。
密買東京の特徴は、作家やデザイナーなどの一点物が多く販売されているほか、価格も低価格品から高額品までそろえられている。それらがカテゴライズされずにサイト上に並べられており、完売した商品も「sold out」の表示はされるものの、ずっと掲載され続ける。商品紹介文が長いことも特徴的。しっかりと文章を書き込んで商品の魅力を伝えることに徹している。見たところ、通常の通販サイトよりも3倍近い文字数があるため、自身の作品のアーカイブとしても利用する作家やデザイナーも多いという。
ハイライドは「目的のない人に来て買い物をしてもらいたいという目的で作ったサイト。目的買いでない人にいかに商品の魅力を伝えるかを工夫すると、今のようなスタイルになった」と説明する。