近鉄百貨店は「あべのハルカス」ウイング館の2から4階と地下2階にヤングウィメンズ専門店街「ソラハ」を2月22日にオープンすると発表した。初年度売上高は100億円を目指す。その後、残ったフロアを順次開店し、3月7日に全館グランドオープンとなる。
「ソラハ」のターゲットは10代後半から20代後半の女性で、六つのエリアに分かれる。売り場総面積は1万1,000平方メートルで105店舗が入店する。店舗の内訳は衣料品が6割、雑貨や化粧品などの非衣料品が4割となる。
2階東は大学生からOL1・2年生がターゲット。「セシルマクビー」を主軸にした4ブランドがそろう「アイランド」が国内初出店となる。またティーンから女子大生のコミュニティースペース「JOL大阪」も設置する。
3階中央は20から30代のOL層のエリア。セレクトショップ「アウトロ ソル」が西日本初出店となる。3階東はOLをターゲットに、スウィートでエレガントなテイストにまとめる。「リエンテ」が全国初出店するほか、1回完結でのお稽古スポット「シュミアン(shumian)」を設ける。
3・5階中央はエイジレスでナチュラル系のエリア。自然派化粧品ブランド「北麓草水」やフェアトレードブランド「マザーハウス」などがそろう。同東はポップなストリート&カジュアルなエリア。「トルテ」「ヘザービィ」「KBF+」「カスタネ」「レイカズン」などが並ぶ。
4階東は高校生から大学生をターゲットに大人っぽいスタイリッシュなテイストでまとめる。「C.BY.C」が全国初出店の他、コスメブランド「シーツリーアート」やアクセサリーの「エクスベリー」などのラインナップとなる。
地下2階は「エブリィ ベリー ナイスクラップ」「シャンブル ドゥシャーム コテ」が入店する。
あべのハルカスは、近鉄百貨店が入店するタワー館が昨年6月に、専門店街となるウイング館の上層階が昨年10月にオープンした。