2月15日より、伊勢丹新宿店が全館をあげて鳥取県の魅力を紹介するキャンペーン“IRO TORIDORI TOTTORI(イロトリドリ トットリ)”がスタートした。伊勢丹新宿店でフロアの垣根を越えて選抜されたプロジェクトメンバーがじっくりと時間をかけて鳥取の魅力を探り、プレゼンテーションする同キャンペーンは、行政を巻き込んだ大掛かりなプロジェクトだ。グルメ編(*グルメ編→エッグタルトにジビエに和牛も!鳥取の“うまいもの”が大集結する新宿伊勢丹「イロトリドリ トットリ」はこちらから*)に続き、今回は鳥取で生まれた暮らしの雑貨を紹介する。
鳥取県は古くから民芸が盛んで、県中部に位置する倉吉市は、歴史的な建造物が立ち並ぶレトロな街並みと共に、伝統ある窯元と若手作家達が創作活動を続ける街としても知られている。リビングフロアを担当するセールスマネージャーの清水氏がまず注目したのが、この倉吉市にある「COCORO STORE」だったという。「オーナーの田中さんによる雑貨のセレクトが素敵で、地元の作家さん達との繋がりも深いんです」という通り、新旧の作家作品を扱う他に、お客のリクエストに応えて作ったオーダー品なども取りそろえる。今回は、伊勢丹新宿店にCOCORO STOREが特別出店するため、山桜の柄の部分を手に馴染むようカスタマイズできる「大塚刃物鍛冶」(注文制/1点1万円~)の販売も行われる。その他、ガラス工芸作家・竹中悠記の作品の販売も予定されている。
鳥取は、200年以上の歴史を持つ「絣」の産地でもあり、「工房ゆみはま」の札入れや巾着などの小物(5,000円~)や、モダンな柄を特長とする「中村括り」製のテディベア(3万6,000円)なども展開する。
19日14時からは、 鳥取民藝美術館常務理事・木谷氏による民芸の歴史について語るトークショーが開催される。昨年発生した「鳥取県中部地震」の復興の想いも込められた同キャンペーンを通じて、「鳥取県をより身近に感じていただけたら」と清水氏は語る。ぜひ、この機会に鳥取グルメを味わい、暮らしの雑貨に触れて、鳥取の魅力を体感してほしい。