1月29日から31日までの3日間、大阪・本町の大阪会館で第7回目となるウィメンズ合同展「アクセント」が開催された。今回は出展社が大幅に増え、遊心クリエイションやサンウェルの「ル・ヴェロフォンナ」、ドリームの「カムカム」、フレイアクリエーション、マークスタイラーの「ハン・アンスン」など32社が出展した。特に「ハンアンスン」はマークスタイラーに移籍後、大阪の合同展示会への初出展となった。
サンウェルの「ル・ヴェロフォンナ」は今春企画では明るいカラーのアイテムを打ち出す一方で、今夏企画では黒、グレー、カーキなどのサマーダークを提案する。春物のボトムスではパンツよりもスカートの動きが良く、とくに表がボーダー柄で裏がギンガムチェック柄のリバーシブルスカートの人気が高いという。同ブランドでは「昨年春夏にカラーパンツ、柄パンツが流行したためその反動で今春はカラースカート、柄スカートに人気が集まっているのではないか」と分析する。
フレイアインターナショナルは今春から新ブランド「ジェブシュカ」をスタートさせた。30から40代の女性に向けてガーリーでフェミニンなテイストを提案する。シンプルさではなくディテールやカットワークなどで一手間加えた商品を打ち出す。販路は専門店を想定する。
「カムカム」はドリームが昨年春夏からスタートさせたアメリカ西海岸風のウィメンズカジュアルブランド。大阪での展示会は初となる。サーフィンのメッカであるアメリカ西海岸をイメージしており、マキシ丈のワンピースやスエットパンツとスエットパーカのセットアップ、水着などを展開する。もともと水着メーカーでもあった同社だけに単なるファッションアイテムにとどまらない本格的な水着がブランドの強みだ。ターゲットは30代女性。
「ハンアンスン」は2014年春夏はカラフルな色合いを提案。特に今春物ではだまし絵的なフェイクレイヤードアイテムをコレクションで提案したが、夏物ではスウェット素材で着心地を重視し、身幅のシルエットがゆったりとした快適なサイズレスアイテムを提案する。
バッグ、ベルト専業の「プライムミッション」は、2万円未満の合皮使いのカラフルバッグが好調に動く。インナーにサブバッグが付いていたり、ポーチとセットになっていたり、リバーシブルで使えるようなお得感と配色コンビネーションが人気の秘密となっている。