韓国のデザイナー「Jeen Seo」率いるデザインスタジオ「Orijeen」が、スタイリッシュでアジアンテイスト溢れる扇子型のランプをデザインした。
「Ryun」と呼ばれるそのランプは鉄製のランプスタンドに、円状に広げることの出来る扇子をランプシェードの役割として取り付けたというもの。扇子には韓国の伝統的な紙である韓紙(ハンジ)が使用され、全州市(チョンジュシ)の扇子作りの職人によりひとつひとつ作られた。
この韓紙がランプの光を柔らかく通し、間接照明のような暖かい効果を味わうことができる。また扇子を半分だけ広げたりすることで光量の調整もでき、見た目の違いも楽しめる。カフェやレストランはもちろん、自宅用の照明としても独特でほどよい存在感を出してくれそうだ。
公式サイトで現在確認できるバリエーションはフレームが黒の「Ryun 1」と金のもの「Ryun 2」二種のようで、それぞれに背の高さや扇子の大きさの違いがある。扇子を用いることによりアジア独特の伝統的なテイストを継承しながらも、スタンドのスタイリッシュさによりモダンな雰囲気も感じられ、さまざまな国で愛されそうなデザインだ。
製品として販売する準備はほぼ完了しているとのことだが、品質のチェックなどを現在も行っており、販売時期は年内を予定しているという。価格は未定。
※本記事は (引用元:http://www.orijeen.com/)に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。