『メンズノンノ(MEN'S NON-NO)』や『ヒュージ(HUgE)』『ファッジ(FUDGE)』でファッションモデルとしても活動してきたアーティスト、ラファエル・リマ・イトウの個展「i PoLA」が、7月6日から横浜で開催される。16日まで。入場無料。
彼はこれまで、自身のブランド「RAFAEL」のために作ったストーリーから生まれた少年「飛美愛(トビア)」や、花、日常の風景、著名人のポートレートなどを題材にした作品を発表してきた。
本展では、日常の中で出会った人物の一瞬を花・ドット・チェック・迷彩・ボーダー・星・虹・ペイズリーの8種類の柄のフレームで縁取り、ポラロイド写真に見立てた新作油彩画シリーズ10点を展示する。
また同シリーズは今後、手軽にフレームを選んで購入できるポスターやカードなどのプリントアイテムとしてオンラインで販売予定。ラファエル氏は「ファッションと自分の制作活動が自然に混じってできたシリーズ。ブランドがサンプル品を作るような感覚で作った原画を見てバイヤーがコピーを注文する、そういうやり方をやってみたかった」と話す。
ラファエルは1984年ブラジル・ペレン生まれ。2001年にMEN'S NON-NOでモデルとしてデビュー。08年の初個展以降、銀座・兜屋画廊で毎年個展を行っている。
【イベント情報】
ラファエル・リマ・イトウ展「i PoLA」
会場:gallery and cafe fu
住所:横浜市中区石川町1-31-9
会期:7月6日から16日
時間:12:00から20:00(日曜日、最終日は18:00まで)
休廊日:月曜日
入場無料