日本を代表する男性スタイリストによる新しい浴衣が伊勢丹新宿店に登場

2013.06.05

伊勢丹新宿店1階ザ・ステージにて、日を代表する男性スタイリスト10人がデザインした浴衣をフィーチャーするポップアップイベント「ゆかたスタイリストメイド(STYLIST MADE)」が19日より開催される。6月25日まで。

参加スタイリストは、大久保篤志、岡部文彦、熊谷隆志、祐真朋樹、長瀬哲朗、二村毅、長谷川昭雄、馬場圭介、山本康一郎、渡辺康裕の10名(50音順)。それぞれがデザインからスタイリングまで手掛け、男の夏のファッションとして新しい浴衣を提案する。

日本の“染め”と“織り”の代表的な技法を取り入れるなど仕様も本格的。一度に多色を使って染めることができる「注染(ちゅうせん)」、染料を含む糊を印捺して行う日本の伝統的な模様染め「手捺染(てなっせん)」、3種類の太さの違う糸を使った平織りが特徴の「片貝木綿(かたかいもめん)」といった日本の伝統技法の他、東レが開発した吸湿速乾性に優れたポリエステル素材「セオアルファ」といった先端技術を採用するなど、素材や機能にもこだわった。

浴衣はすべて仕立て上がりで、価格は3万9,900円から8万1,900円。各スタイリストがスタイリングした帯や雪駄も販売される。

伊勢丹新宿店では、昨年初めて男性の浴衣にクローズアップしたポップアップショップをオープン、今年で2回目となる。企画を担当した三越伊勢丹呉服商品部・浅子堅一郎バイヤーは、「昨年、スタイリストに依頼して男性用浴衣をスタイリングで提案・販売したところ、非常に好評を得、スタイリングの重要さを感じた。今回は、スタイリストに浴衣をデザインしてもらえば更に新しい浴衣を提案できるのでは、と考えた。浴衣をファッションとして提案することで、着物を着ない若い世代の方々にも関心を持ってもらいたい」と話す。

会期終了後は、伊勢丹新宿店本館7階呉服で継続して販売される。
編集部
  • DIRECTION&STYLING 長瀬哲朗
  • DIRECTION&STYLING 岡部文彦
  • DIRECTION&STYLING 熊谷隆志
  • DIRECTION&STYLING 渡辺康裕
  • DIRECTION&STYLING 長谷川昭雄
  • DIRECTION&STYLING 山本康一郎
  • DIRECTION&STYLING 大久保篤志
  • DIRECTION&STYLING 大久保篤志
  • DIRECTION&STYLING 馬場圭介
  • DIRECTION&STYLING 馬場圭介
  • DIRECTION&STYLING 祐真朋樹
  • DIRECTION&STYLING 祐真朋樹
  • DIRECTION&STYLING 二村毅
  • DIRECTION&STYLING 二村毅
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