表参道ヒルズにて、宮城県仙台市の夏の風物詩「仙台七夕まつり」の首都圏プロモーションの一環として、「仙台七夕まつりin表参道ヒルズ」が24日から30日に掛けて開催される。
期間中は、職人の手作りによる全長4メートルの巨大吹き流し15本が、吹抜け大階段に登場。大階段中央の踊り場には笹竹が配置され、願い事を短冊に書いて結ぶことができる。キッズの森のフロア内もミニ七夕飾りで装飾され、子供たちが短冊を結べるコーナーを設置。短冊は展示終了後に改修され、仙台市の国宝大崎八幡宮に奉納される。また、29・30日には仙台七夕飾りの伝承活動に取り組むボランティア団体「伝承七夕」の佐藤洋子代表を招き、小さな子でも簡単に作れるミニ七夕飾りワークショップを実施。
本館地下3階の休憩スペースでは、29・30日に「仙台物産市」を開催。伊達正宗の愛した秋保(あきう)温泉で有名な秋保地区の作家・工芸家のネットワーク「手しごとアキウ(AKIU)」による木、竹、漆、陶器、ガラス、石などを使った、仙台箪笥(たんす)などの工芸品や郷土玩具がそろう。行列ができるほど人気の秋保おはぎ、秋保産の大豆を使ったみそかりんとうなど、ご当地食品も販売する。
仙台七夕まつりは、仙台市青葉区のアーケード街を中心として毎年8月6日から8日に開催。1,500本を超える竹飾りがアーチを描き、夕方からは「星の宵まつり」のステージ、花火祭なども行われる。昨年度は約200万人が来場。表参道ヒルズでのプロモーションは、震災復興支援イベントとして昨年も開催された。