モンクレール(MONCLER)からこの秋、ロンドンのデザイナー、メアリー・カトランズ(Mary Katrantzou)とのコラボレーションライン「モンクレールM」がデビューする。
カトランズはギリシャ・アテネ生まれ。セントラル・セント・マーチンズの学士・修士課程で学んだ後、「ソフィア・ココサララキ(Sophia Kokosalaki)」や「ビル・ブラス(Bill Blass)」らの元で経験を積んだ。デザインの特徴は、カラフルでリアルな描写のデジタルプリントと、構築的なシルエット。
モンクレールMには、キルティングのドレスやパンツ、フリルが重ねられたスカートやドレスなどが登場する。日本では、9月25日に伊勢丹新宿店の1階ステージでモンクレールMのデビューを記念したイベントが開催され、先行・限定アイテムが発売予定。
また彼女は、09SSから11AWシーズンまで、「トップショップ(TOPSHOP)」が主催するNEWGEN(ニュージェン・英国の新進気鋭デザイナーをサポートするプロジェクト)の支援デザイナーに選出され、トップショップとのコラボコレクションを発表している。2011年には、ブリティッシュ・ファッション・アワード(British Fashion Awards)の新人賞を受賞。現在ロンドンでコレクションを発表し、今秋冬ではエドワード・スタイケン(Edward Steichen)やクラレンス・H・ホワイト(Clarence H. White)、アルフレッド・スティーグリッツ(Alfred Stieglitz)ら世紀末に活躍した写真家の白黒の作品からインスパイアされたコレクションを発表した。