11月30日、アメリカ、イスラエル、オーストラリアなど世界5ヶ国40店以上を展開するチョコレートバー「マックスブレナー(MAX BRENNER)」の日本第1号店が表参道ヒルズにオープンする。
店内には、大きなチョコレートマシンや、様々な形のスタイリッシュな照明、瓶詰めされたスパイスが設置されている。同店舗マネージャー・喜田理恵子さんによると、「『チョコレート工場』の実験室のようなインテリア空間を演出している」という。同店オリジナルのチョコレートボンボンの絵柄がプリントされた壁の他、ソファやチェア、天井のパイプもチョコレートカラーで統一。甘い香りがただよい、チョコ好きにはたまらない空間だ。
ニューヨークでも大人気の「チョコレートチャンクピザ」(ホールサイズ1,800円、1/2サイズ950円、1/6サイズ350円)は、ほくほくのピザ生地の上に、熱で溶けたチョコがしきつめられ、さらにその上に焼き目のついたマシュマロがびっしりとトッピングされたメニュー。口に入れると、マシュマロはまるで「チーズ」のように糸を引く。「バナナヘーゼルナッツクレープ」(1,400円)は、クレープ生地の中に、温かいチョコペーストとナッツ、バナナがはさまれた一品。
同店おすすめのドリンク「ホットチョコレート(ダーク)」(500から550円)は、上品な苦みがちょうどよい。ピザやクレープがとても甘いので、ダークチョコの苦みがバランスをとってくれる。チョコづくしのメニューでも飽きることなく完食できてしまうのは、こうした“チョコの甘さと苦さのバランス”が工夫されているからかもしれない。
その他にも、イチゴやブラウニー、トーストしたマシュマロを熱々のチョコに付けて食べる「クラシックヨーロピアンフォンデュ」(1,800円)なども提供されている。また、同店オリジナルのカカオ豆型のマグカップ「ハグマグ」(900円)、真上から見ると「不思議の国のアリス」のチェシャ猫が笑っているように見える「アリスカップ」(1,300円)や、ポップでカラフルな缶に詰められたチョコレートギフト商品が多数販売されている。
マックス・ブレナーは1996年にイスラエルで創業。ニューヨークのユニオンスクエア店では、オープンから7年経った今もなお3時間待ちという人気。先月には、エグゼクティブシェフのキャッツィー・ガイ・ハミルトン(Katzie Guy-Hamilton)が来日し「子供の頃に戻ったような自由な発想でチョコレートを味わって欲しい」と語っている。
12月20日には東京スカイツリータウンに2号店もオープン予定。