イタリア大使館で11月13日、「フランチャコルタパーティー2014(Franciacorta 1st Anniversary Party 2014)」が開催された。
フランチャコルタはイタリア北部ロンバルディア州でつくられる発泡性ワイン。フランチャコルタ協会の日本事務局設立1周年を記念したパーティーには、川島なお美やよた真帆、モデルのメロディー洋子、ファッションディレクターの干場義雅、ベリッシモ・フランチェスコ、ドン小西、中野裕太などが参加。フランチャコルタを堪能した。
フランチャコルタは95年に、瓶内2次発酵方式で造られるイタリア・ワインの中で初めてDOCG統制保障原産地呼称を受けた。この方式で造られたワインのうち、ラベルに呼称のみを表示して良いのはカヴァ、シャンパーニュ、フランチャコルタのみとなる。
フランチャコルタではシャルドネ、ピノ・ネーロ、ピノ・ビアンコという3品種の葡萄を使用する。収穫は手摘みが義務付けられ、その葡萄を最小限の圧力で圧縮。ベースワインを造るためのフリーランジュを取り出す。また、熟成には最低でも18ヶ月掛けられ、種類によっては60ヶ月熟成させるものも。その後は瓶を回転させながら口を下に向けて行き、3・4週間掛けて酵母の澱が瓶口に沈殿させる“ルミュアージュ”という作業が行われる。
フランチャコルタはミラノファッションウィークでのオフィシャル飲料となっており、14年1月からはアリタリア航空のビジネスクラス マニフィカでも提供されている。使用されるブドウの品種や熟成期間などによって五つの銘柄に分類され、リキュールの配合量によって辛口から甘口まで様々な味わいが楽しめるのも大きな特徴だ。