ベルギー発のチョコレート専門店「ビーバイビー(BbyB.)」が11月29日、銀座に日本初の直営店をオープンした。住所は東京都中央区銀座3-4-5。
ビーバイビーはベルギー北部にある2つ星レストラン「バルトロミューズ」のシェフ、バルト・デスミット(Bart Desmid)のインスピレーションと、ショコラティエのヤン・ヴェルレイエ(Jan Verleye)とのコラボレーションから生まれたチョコレート専門店。バルトロミューズのデザートメニューをチョコレートの中に凝縮させ、“Chefチョコ”という新たなカテゴリーを創り上げた。そのフレーバーは全部で28種類に及び、さわやかなフルーツや香ばしいナッツの他、“パッションフルーツ&バジル”“ストロベリー&ペッパー&レモン”など、個性豊かなラインアップとなっている。
見た目よりもフレーバーの違いを楽しんでほしいという想いから、チョコレートの外見はどれも同じスティック状に統一。1口食べれば口の中でチョコレートとデザートのフレーバーが混ざり合い、その外見に見合わないサプライズな味わいを堪能出来る。
初めてビーバイビーのチョコレートを食べる人にも選びやすいように、銀座店では全5種類のセレクションが展開される。大小2種類のパッケージとなる「The Chefs Favorites」と「Favorites of the Chef」は、シェフお気に入りのフレーバーを集めたチョコレート通に人気のセレクション。他にも、昔から多くの人に親しまれてきたフレーバーをチョイスした「The Classic」、ダークチョコレートをチョイスした「The Black」、ビーバイビーのフレーバーの中から人気の高いものをピックアップした「The Golden」などをラインアップ。シェフが日本になじみ深い食材からインスピレーションを得たという「The Japan Box」も、どんな味わいに仕上がっているのか非常に興味深い。
各セレクションは「Collections」(2,600円)と「Boxes」(6,500円)の二つのパッケージで提供される。「Collections」は10個入りのアソートコレクションで、「Boxes」は1箱5個入りの「Sleeves」(各1,300円)が5箱セットになったもの。なお、「The Japan Box」は「Boxes」のみの扱いとなる。更にオリジナルパッケージをオーダー出来る「BbyB. For Business to Business」も展開しており、贈り物としても活躍しそうだ。
ショップデザインはnendoの佐藤オオキが手掛けた。ビーバイビーのパッケージをヒントに、店舗の中央に“チョコレートが浮遊する透明な引き出し”を設置。訪れた人が自らの手で商品を引き出しながら選ぶことで、パッケージの世界観をそのまま具現化した。奥に進むに従って透明な引き出しはチョコレートを陳列するショーケースに変化し、更にカフェ用の黒いカウンターテーブルへと変身する。ショップからパッケージ、チョコレートを食べるまでの行為が連続し、より一体的な体験となることを目指したという。