世界最大規模の国際アパレルファブリックス&アクセサリーの専門見本市「インターテキスタイル上海アパレル・ファブリックス-2014年秋」が中国・上海新国際博覧中心で開催される。10月20日から23日まで。
第20回目を迎える今回は、約17万平方メートルの会場に中国国内外のサプライヤー3,500社以上が出展予定。毎年人気のフランス、ドイツ、ポルトガル、スペイン、トルコ、イギリスなどが参加するサロン・ヨーロッパとミラノ・ウニカ・パビリオンなどヨーロッパの出展者はこの機会に、最高級製品の需要が伸びているアジア市場でのビジネス拡大を図りたい考えだ。
また、インド、インドネシア、日本、韓国、台湾、タイを含むアジア諸国と地域に特化したパビリオンの数々は、その多様性からバイヤーの注目を浴びている。他にも、コットン・カウンシル・インターナショナル(Cotton Council International)、デュポン(Dupont)、ビルラー・セルロース(Birla Cellulose)、ヒョースン(Hyosung)、インビスタ(Invista)、韓国化学繊維協会( KCFA )、韓国繊維貿易連合( KTTA )、レンチング(Lenzing)などの主要繊維・綿関連企業・団体などでまとめられたグループパビリオンも登場する。
特別仕様のプロダクトゾーンでは、デニム製品、エコ素材、ウールなどに焦点を当てる。昨年来場したバイヤーのおよそ15%がデニムを調達するために来展したことから、ビヨンド・デニム・ホールが拡大され、幅広い種類のプレミアムデニムがそろう。「サスティナビリティのすべて(All About Sustainability zone)」ゾーンでは、エコ素材やファッション製品、教育ゾーン、業界動向の意見交換やサスティナビリティに関する情報などを提供。中国国内の成長分野の一つであるウールについては、ハイエンドなプレミアム・ウール製品にフォーカスする。
更に、15-16AWインターテキスタイル・ダイレクションズ・トレンドフォーラムやファッションショー、デザインコンペ、セミナーなどのフリンジプログラムも用意されている。
主催はメッセ・フランクフルト社(香港)、中国国際貿易促進協議会テキスタイル工業サブ協議会(CCPIT-Tex)、中国繊維情報センター。