4月30日は映画監督ラース・フォン・トリアーの誕生日です

2014.04.30

映画監督のラース・フォン・トリアー(Lars von Trier)は1956年4月30日生まれ。デンマークコペンハーゲン出身。

ドキュメンタリー映画作家の伯父の影響で、10代から映画を撮り始める。コペンハーゲン大学映画学科とデンマーク映画学校で学び、卒業後の84年に『エレメント・オブ・クライム』で長編デビューを果たした。作でカンヌ国際映画祭フランス映画高等技術委員会賞を受賞した。

カンヌ映画祭とは縁があり、96年に『奇跡の海』で審査員特別グランプリ、2000年にビョークを起用したミュージカル映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で最高賞パルムドールも受賞している。95年には、トマス・ビンターベアらと共に、映画を製作する上で10個の重要なルール「ドグマ95」を提唱した。

その後「鬱病三部作」として、ニコール・キッドマン主演の『ドッグヴィル』(03)、カンヌ国際映画祭で初上映され物議を醸した『アンチクライスト』(09)、シャルロット・ゲンスブールやユマ・サーマン、ウィレム・デフォー、シャイア・ラブーフらが出演した5時間半の長編『色情狂』(13年)を発表。同作は過激な暴力描写、セックス描写が話題となっている。
編集部
  • ラース・フォン・トリアー
  • ラース・フォン・トリアー、キルスティン・ダンスト(右)、シャルロット・ゲンスブール(左)
  • ラース・フォン・トリアー、ウィレム・デフォー(左)、シャルロット・ゲンスブール(右)
  • ラース・フォン・トリアー、ユマ・サーマン
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