現代アーティストの森村泰昌は1951年6月11日生まれ。大阪府出身、大阪市在住。
京都市立芸術大学美術学部卒業、同専攻科修了。1985年に、ゴッホの自画像に扮したセルフポートレイト写真を発表。以来「自画像的作品」をテーマに、モナリザなど美術史上の名画や往年の映画女優、20世紀の偉人達などに変装し、写真作品や映像作品を作り続けている。
1989年、「美術のオリンピック」とも称されるヴェネチアビエンナーレの、アベルト部門(新人部門)にノミネートされたのをきっかけに、国内外で展覧会を開催するようになる。様々な賞を多数受賞しており、2011年には第52回毎日芸術賞や日本写真協会賞、紫綬褒章を授与された。
来年8月から開催される現代アートの国際展、「ヨコハマトリエンナーレ2014」のアーティスティックディレクターを務めることが決定している。