タカ・イシイギャラリーにて、写真家・荒木経惟の個展「色(エロ)女(リアル)」が、25日から6月22日まで開催される。
同展はタカ・イシイギャラリーの20回目の個展。荒木自身がエロくてリアルであることを前提に、新たに50点をセレクションした写真作品を展示。グラビア写真の安易な表現に対し、リアルなエロを追求した。
荒木経惟は1940年東京・三ノ輪生まれ。千葉大工学部写真印刷工学科卒業後、電通入社。72年フリーに。荒木写真のテーマはエロス(生)とタナトス(死)、略してエロトス。束縛ヌード写真や腐らせた花など、生と死を象徴的なモチーフで表現する。艶やかな色と質感が特徴。一見エログロなテイストと思われるが、市井の人達を撮ったスナップ作品にも定評がある。かつてあったデザイナー鈴木道子が手掛けるワイズ(Y's)の別ライン、「ワイズ・レッドレーベル」と「ヨシコクリエーション・パリ」とのコラボレーションラインの初回ルックブック撮影を担った。
【イベント情報】
色(エロ)女(リアル)
会場:タカ・イシイギャラリー
住所:東京都江東区清澄1-3-2-5階
会期:5月25日から6月22日
時間:12:00から19:00
休廊日:日・月曜日、祝日