オンワードホールディングスは4月5日、2013年2月期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比6.6%増の2,583億6,900万円、営業利益は同2.2%増の111億9,200万円、経常利益は同0.6%増の134億500万円。当期純利益は同27.6%の45億300万円となった。最終的な増益は3期連続。
国内事業では中核企業であるオンワード樫山の収益拡大が目立った。ブランド別では収益性の高い基幹ブランド、チャネル別ではネットビジネスなどの新しい流通事業が好調に推移。売上計画こそ下回ったものの、粗利率の改善効果が増益を大きく後押しした。また、売上状況に応じた経費管理の徹底など、コスト面の見直しもプラスに働いた。アパレル関連事業だけの売上高は2,426億7,500万円、営業利益は144億8,900万円。
一方で、海外事業は大幅な減益を計上。売上計画を大きく下回る結果となった。ヨーロッパやアジアで積極的な事業拡大を図ったが、経済環境の悪化や政治情勢の不安から消費が急減速。今後の展開に課題を残す形となった。
今後のオンワードホールディングスは、国内事業については新規ビジネスへの人員シフトや管理業務の集約化など、構造改革をさらに進める予定。懸案の海外事業については、組織や運営内容の改善策が実行済み。市場の回復も進んでいることから、大幅な収益改善を見込んでいる。
来期の見通しは、売上高が前年同期比5.7%増の2,730億円、営業利益が同15.3%増の129億円、経常利益が同10.4%増の148億円、当期純利益は同11.0%の50億円。4期連続の増益を見込んでいる。
国内事業では中核企業であるオンワード樫山の収益拡大が目立った。ブランド別では収益性の高い基幹ブランド、チャネル別ではネットビジネスなどの新しい流通事業が好調に推移。売上計画こそ下回ったものの、粗利率の改善効果が増益を大きく後押しした。また、売上状況に応じた経費管理の徹底など、コスト面の見直しもプラスに働いた。アパレル関連事業だけの売上高は2,426億7,500万円、営業利益は144億8,900万円。
一方で、海外事業は大幅な減益を計上。売上計画を大きく下回る結果となった。ヨーロッパやアジアで積極的な事業拡大を図ったが、経済環境の悪化や政治情勢の不安から消費が急減速。今後の展開に課題を残す形となった。
今後のオンワードホールディングスは、国内事業については新規ビジネスへの人員シフトや管理業務の集約化など、構造改革をさらに進める予定。懸案の海外事業については、組織や運営内容の改善策が実行済み。市場の回復も進んでいることから、大幅な収益改善を見込んでいる。
来期の見通しは、売上高が前年同期比5.7%増の2,730億円、営業利益が同15.3%増の129億円、経常利益が同10.4%増の148億円、当期純利益は同11.0%の50億円。4期連続の増益を見込んでいる。