アルマーニ、未来の映画監督育むショートフィルムプロジェクトスタート

2014.03.13

「ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)」が、映画監督を目指す学生達の支援を目的としたショートフィルムプロジェクト、「Films of City Frames」を立ち上げた。

後進育成のためにイタリアの若手デザイナーによるファッションショー開催を支援してきたアルマーニ。今回は、アメリカニューヨーク大学や南カリフォルニア大学を始め、パリロンドンローマ香港のフィルムスクールの在学生を支援する。同プロジェクトで“映画監督の卵”達は、都市の風景と感情的な情景を、アルマーニのアイウエアをフィルターとして描くショートフィルムを製作する。

アルマーニと映画の関係は長く、リチャード・ギアが主役を務めた1980年の『アメリカン・ジゴロ』への衣装提供から始まる。最近ではレオナルド・ディカプリオ主演の『ウルフ・オブ・ウオールストリート』の衣装にもかかわった。Films of City Framesも、“映画界の若い才能を支援し、ジョルジオ アルマーニと映画の世界をアイウエアという目を通して結びつけたい”というアルマーニの考えで実現したという。

プロジェクトのキックオフとして、アカデミー賞外国語作品賞を受賞したパオロ・ソレンティーノ監督のアシスタント、ピエロ・メッシーナが製作したショートフィルムを3月17日に特設サイトで公開。現在そのティーザー映像が紹介されている。その後、学生達によるショートフィルムが夏以降続々と公開予定。
大木@HEW
  • アルマーニによるショートフィルムプロジェクト「Films of City Frames」
ページトップへ